プチコラム25 家は手段
家という物はあくまで手段。目的にしてはいけない。「どう暮らしたいのか」を考える
仮にジョギングに例えますと。。
機能面もデザイン面も気に入ったウェアを着て走るのは心も体も気持ちが良いもの。すると、今度はどこを走ろう、目標タイムはこれくらい……など夢や目標が次々にあふれ出てくるもの。
そうです。注文住宅でも同じです。注文住宅で住まいを建てるとき、住まう人が「どう暮らしたいのか」、それまで温めてきた夢や目標を設計に盛り込むことができるのです。それを可能にする構造や素材、そしてデザインは何かを考え抜き、ひとつの形として具現化する。それはダイナミックで楽しさにあふれるプロセスのひとつです。
「子どもには力強く育ってほしい」「自然との共生を図りたい」……さまざまな暮らし方への考えをひとつの答えとして設計し形に表すことは、注文住宅で住まいを建てることの意義であり、大きな喜びをもたらすものとなるでしょう。