プチコラム29 安心で確かな家づくり

プチコラム29 安心で確かな家づくり

自然素材には自然界の生き物である私たち人間の命への効用が宿ります

自然素材の家、特に天然木を多用した住まいは体に良さそう……と“なんとなく”思っている方は多いのではないでしょうか。でも、なんとなくで終わらせるにはもったいない!天然木は私たちの暮らしの質を高めるさまざまな力を持った、実に奥の深い素材だということを皆さんにもっと知っていただきたいと思います。

天然木の魅力は何よりその風合い。柔らかな色と、温かみのある感触はそれだけで日々の暮らしに潤いを与えます。そんな“なんとなく”感じる天然木の効果は実はさまざまな実験、分析によって科学的な根拠が示されています。私たちの暮らしに与える効果を大きく3つに分けると……

安全(構造など)

・木材は軽くて強い材料。近年は木造住宅の耐震性能も高まってきました

・不燃材との組み合わせにより、木の効用を活かした延焼を防ぐ規定が設けられています

・森林大国日本は木造の文化です。きちんと気候風土に適した家作りをすれば、

寺社仏閣がそうであるように、木造住宅はたいへん長持ちし、またメンテナンスが容易で可変性に富みますので、永く住み継いでいく事ができます。 

安心(健康など)

・天然木はフィトンチッドというリラックス効果や殺菌効果を持つ物質を発するほか、吸湿と放湿を適度に繰り返して室内の湿度を調整してくれる調湿性があります

・天然木には紫外線吸収、反射防止などの効果があり、目にも優しい

・天然木は適度に音を吸収する性質があり、音が美しく響くなどの効果があります

経済的(省エネなど)

・構造材としての天然木は金属と比べて断熱性に富むため、冬は暖かく夏は快適な省エネルギーな室内環境を実現できます

・天然木による住まいはその構造面の特長から、増改築やリフォームなどの設備変更や維持管理がしやすい

生きている素材ならではの根本的な安心安全に無意識下で守られながら日々を暮らしてみませんか?

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