プチコラム24 家の材料(断熱材)
家を構成する材料には様々な物があり、「全ての物には必ずメリットとデメリットがある」
まずこの事がとっても重要です。
そして、見方や価値観によってどのメリットを選び、どのデメリットを受け入れるかが変わります。
分かりやすい例が「断熱材」です。
高断熱が当たり前の現代において、数々の高性能な材料が選択肢としてありますが、当然ながらメーカーが明記しているのは「その物の性能のみ」ですよね。
「材料」としてはたとえ世界最高レベルの断熱材だとしても、隙間がわずか5%でもできてしまえば「家の断熱性能」としては半減、10%もできればほぼゼロになってしまったり、隣りに接する材料によっては腐ってしまったりするわけです。
結局、餅は餅屋という事ですね。
家は部分の集合で成り立っていると同時に、全体のバランスで成立しているんです。
私は、家や建築物は人間の身体ほど複雑ではないですがそれに似ていると思っていまして、例えば歯並びが悪いと肩が凝るだとか、内臓が悪いと足の裏が痛いとかという事と一緒だと考えています。
長くなるので今日ここでは詳しく書きませんが、さらに言えば、人間でいう「心」の面に該当するものが建築にもあります。心身の「身」が建物を実際に構成する「材料」や「構造」であるとしたら、「心」は「デザイン」や「居心地」がそれにあたります。それが無くても「物としての家」としては成立しますが、それであれば別にそこに住む理由はないですね。別にそこでなくても良いわけです。
つまり、せっかく大金かけて造る意味がない。みたいな事ですね。
話を戻して、、、
断熱材一つ取ってもここでは書ききれないほどの選択肢と、それと同じ数だけメリットとデメリットがあり、選ぶ物によって屋根や壁や床などその他の部分にも関わってきます。
もし詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら、無料相談会にて詳しくお伝えします^^