プチコラム12 小さくつくって大きく暮らす。自分サイズの家づくり

プチコラム12 小さくつくって大きく暮らす。自分サイズの家づくり

家は小さければ小さい方が良いです。

まず単純に建設コストが下がる。

建った後からの冷暖房エネルギーや照明エネルギー消費量も下がり光熱費が下がる。

固定資産税も下がる。

土地も小さくて済むので、土地のコストも下がり、土地の税金も下がる。

将来のメンテナンス費用も下がる。

小さく建てる事にはデメリットが無く、メリットしかありません。

ただし、窮屈になってしまっては本末転倒です。窮屈な家。ストレスのかかる家。住みづらい家。では、そもそも家を建てる意味が無くなってしまう。

なので、同じ満足、同じ住み心地、同じ暮らしやすさ、であれば小さければ小さい方が良いという事です。

そのために必要なのは、「私たちプロのアイデアと工夫」と「自分で自分の必要サイズを決めること」です。

皆さんは家ってどのくらいの面積が必要だと思いますか?

その必要だと思っている面積は自分で決めた面積ですか?

部屋は6帖だとか8帖だとか、どこかで見た事聞いた事ある数字をそのまま言ってませんか?だとしたら、売り手の都合にまんまと引っかかっています。大きい家を建ててもらった方が儲かりますので。

私が某ハウスメーカーに在籍していた頃そのハウスメーカーの間取りを1000件くらい見てきた結果では、私が個人で設計を受ければ3~5坪は簡単に減らせました。その1000件全てにおいて。

どうか皆さん、自分たちの物差しで、自分たちの価値観で、自分たちのための家をつくり上げて下さい。

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